このサイトを開設して以来、一年半が経とうとしています。Yahooの検索カテゴリーにも幸い登録されたりでアクセスも増え、ますますいろいろなメッセージをいただくようになりました。そしてそういうメッセージはとてもencouragingな物でした。そのなかから少しだけ紹介させていただいています。

なお、掲示するのは文中の一部の引用のみです。本人のIdentity・経歴などにに関わるおそれのあるものはいっさい掲示いたしません。また、いただいたメールにも特にご希望のない限り、お返事は差し上げていませんのでご了承ください。
Note from Visitors Saso's comment
on 8/15/2005

はじめまして。はじめてメールさせて頂きました。いつも楽しくHPを拝見しています。

この度メールさせて頂いたのは、saso様のHPの『外資で頑張る』のコーナーにある「危ない資格・海外経験信奉」の中にあるワーキングホリディは海外でフリータ−をやっていたようなもんである。という内容についてです。

まず、saso様のHP内のプロフィールからワーホリ経験がないものとしてお話させて頂きます。自分はカナダへ約1年間ワーホリへ行き、日本食レストランで働いていました。仕事仲間のほとんどはワーホリで働きに来ている日本人がほとんどでした。そして、自分も含め大体の人がアルバイト感覚で仲間とわいわい楽しみながらという感じで仕事をしていました。saso様のいわれている「フリーターというやってましたー」という奴です。

確かにこの程度のモチベーションでは、海外はおろか日本でもキャリアと呼べるものにはならず、いい経験になったなー程度で終わると思います。

しかし、自分の職場の先輩中にはそのレストランの社員になり、誰よりもガムシャラに働き、リーダーシップを取り、やがてはそのレストラン2号店の店長になるべく一生懸命頑張っている人もいました。

何が言いたいかと言いますと、ワーキングホリディ経験者が全てが「フリータ−やってましたー」というような軽いノリで働きに行っているわけではないという事です。saso様のHPの内容から見ますと、ワーホリというものを否定されているように感じたのでメールさせて頂きました。

最後に、自分はsaso様の事は、HPを拝見して以来自分の人生を一生懸命生きている素晴らしい人だと思っています。ただ、ワーホリの事に関して自分なりに思うところがあったのでメールしました。出来れば、saso様のご意見を聞かせて欲しいのでメールの返信をお待ちしています。


メールありがとうございました。忌憚のないご意見、嬉しく思いました。正直、結構言いたい放題書いてますので、いろいろ反対意見なりあるだろうと思っています。なのでこういったご意見は大歓迎です。

ワーキングホリデーについてはもちろん全員がそうではない、ということは同感です。特に例に挙げられたような方であれば、そこでの経験をそのままご自分のcareer pathの一つにされようとしておられるわけですから、これはもうbeyond holidayで気合いが入っておられるのもうなずけます。また、そうでなくてもご自分なりに一生懸命取り組んでおられる、そのこと自体は自分のlife pathとしてはとても有意義なことだと思いますよ。

一つだけ私が記事中で申し上げたことに補足させて頂ければ、「いわゆる外資企業に将来入りたい、そしてそこに行くまでの実績の一つ、career pathにしたい」という意味ではあまり役に立たないものである(ことが多い)という意味合いです。

私は自分の部署ののstaffingで様々な人のインタビューをします。その中で1〜2年のそういったご経験で「海外での経験あり」と謳われ、またご自分でもそう信じておられる方を多く目にしてきました。おうおうにして言語能力はもとより、企業人としてのskillsも到底、私の部署での業務に耐えるもので無かったことが殆どでした。その当たりのことからのコメントとご理解頂ければ幸甚です。

PS: 投稿者の方はこちらのページをreferされています。
12/26/2004

こんにちは。8/8付けの質問で回答を頂いた「28歳女性」(誕生日が来て29になりましたが)です。sasoさんにコメントを頂けて、嬉しいです。ありがとうございます。

あの後、ライティングマラソンを受講しまして(ちょうど、今日最後のテストを終えました)、テキストの使いやすさにも感嘆しましたが、やはり自分は「今一歩ツメが甘い」ということも、受講を通して把握できました。自分では気づかなくても、意外に長年の英語の「癖」になっている部分や、出来ているつもりでも理解が及んでいない部分など。ライティングマラソンは、ビジネスレターだけでなく、間違えやすい冠詞などの文法面の解説もあったので、今後も重宝しそうです。

また、このライティングマラソンという講座についても、sasoさんの、このHPで初めて知りましたので、よい教材を教えて下さったことに改めて感謝しています。

私の質問に対して、sasoさんも一時期DBを作っておられたこと、現在では違う活用法をされていること、なるほど、と思って読ませて頂きました。特にactiveにする、というくだりは、自覚はしていませんでしたが、ハッと思いました。ノート作りが第一の目標になってしまったら、意味がない、というものは私も感じていますので、その辺のバランスを取りながら、いい方法を模索していきたいです。

余談ですが、確かに私も、今までメモを取っている大半のものは、会話から聞き取ったものです。何故でしょうね。私の場合ですが、会話などは、一度終わったら見直しが出来ないため、耳からこぼれないよう、メモしておきたい!という気持ちになるのかもしれません。

こちらのHPにお邪魔するようになって、英語を勉強しつつも、「留学も外資経験もない」というネガティブな気持ちが消えました。これからもHP更新を楽しみにしております。そのうち、コンテンツだけでなく、ブログにもお邪魔させて頂きます。それでは、長くなりましたが、この辺で失礼します。


こんにちわ。8/8付けの「超激辛・甘 Q&A」で取り上げさせて頂いた方ですね。激辛に掲載する内容では無いので、レターの方に掲載させて頂きました。

誕生日おめでとうございます。

ライティングマラソン完了もおまけにおめでとうございます。なかなかいいでしょ、あのコース。実際、仕事で英語を使われている人はおわかりだと思いますが、書く能力は話すそれ以上に重要ですからね。そしてなかなかコンプリートなコースが無いのも事実です。ただライティングマラソンはご指摘のようにテキストも良くできていますし、使えます。アルクの教材の例に漏れず、やる気がある人には答えてくれるタイプの内容ですね。

「こちらのHPにお邪魔するようになって、英語を勉強しつつも、「留学も外資経験もない」というネガティブな気持ちが消えました」とのこと、一番大事なことのように思います。そういうネガティブな気持ちから得るものはなにもありませんしね。

ブログなり、BBSなり、またどうぞおこしください。
7/17/2004

始めましてsasoさん

カリフォルニア在住、現在38歳の男性です。こちらではSan Diegoの日系の職場に採用されたのをきっかけに転職&渡米してから、早6年目に突入しました。

こちらのWebsiteを拝見して、とても面白くて、夢中であちらこちらのページをめくっては読ませていただきました。おっしゃっていることがとても納得のいくことばかりです。それから、勿論大変に勉強になりました。有難うございます。

実は私は、2年前にアメリカでTOETC910点を取ってから、あまり英語学習に熱が入らなくなっておりました。しかし、実情はと言えば実際のビジネスの場での英語での交渉や議論には、未だにかなり不自由があり、何とかしなければと少々あせりも感じていた日々でした。また、何かテストを受けるなどの具体的な目標もなしに日常生活の範囲での英語の上達を目指すのみでは、何かが欠けていると思っておりました。だからと言って、いまさら既に910点を取っているTOEICを受けなおすという気も起きてはおりませんでした。

しかし、sasoさんの次の言葉が私に目に飛び込んできたのです。「ひとくちに900点以上といっても900点から満点の人までには実はとても大きなレベルの差があります。TOEIC700点から900点の間のレベルの差の何倍もあります。」

「ガーン!」としました。知りませんでした。

そうと知ったからには、910点程度で満足せずに(日常生活での英語力にはかなり不満足であったにもかかわらず)、もっと上を目指してみたいと思いました。1〜2ヶ月くらい準備期間をおいてから、またTOEICを受験してみようと思います。sasoさんには、本当に感謝致します。

これからも、どんどん楽しく有意義なWebsiteをお続け下さい。これからも楽しみに致しております。ありがとうございました。


丁寧かつencouragingなメールををありがとうございました。いただくメールの中でTOEICでいえばほぼ900点以上の方からは「そうだ、そうだ」という共感のメールをいただくことがよくあります。

そうですね、やはりまだ900点前半ですとほとんど方がcommunicationに不足を感じるといわれることがおおいです。私もそうでした。未だにそうですが。逆にそれが本当にちゃんと分かり始めるのがこのころという風に言えるとも思います。言い換えればそれ以下のレベルですと「まだ、分かっていないということ自体がよく分からない」というケースも多いようです。

海外に住んである程度の実力になると「ダレ」のようなものがでてきて向上の意欲を欠き始めることがおおいというのはサイトの本文でも言いました。これは実際、私のように日本にいながらも仕事上のinput/outputの多くの部分が英語である場合にも同様に起こります。それでも少しずつは上達するのでしょうが、私などももう少し意図的に取り組むべきなのではと未だに思います。

TOEICをもう一回受けられるのも手でしょうし、それ以外のテストでもいいのかもしれません。上達の指標になればそれでいいのだと思います。ただTOEICは900点を超えたあたりから実力との相関が900点までの相関からは少し離れていき、リニアではないと感じています。平たくいえば700点が750点になるのに比べ、900点が950点になるのは重みが違います(より重いということです。より難しいということです)。その辺も頭の片隅に置かれておくのもいいのかなと思いました。

(いただいたレターの本文では他にもいろいろコメントいただきましたが一部割愛させていただきました。)
1/16/2004

はじめまして。初めてメールいたします。

半年ほど前からHPを拝見しています。特に「外資で頑張る」「TOEIC900点」のコーナーを毎回、自身の経験をかみしめながら楽しんでいます。「激辛相談室」もお気に入りです。もっと言ってやってください(笑)。

私は以前、外からみれば非常に響きのよい職業(外資)についていました。日本語でのビジネススキルには自信があるし、英語もできるほうだと自負して入り込んだ職場でしたが、同僚はみな海外留学の経験を持っており、純国産は私1人にほぼ近い状態でした。初出社の日から、あらゆる面で「もまれた」というよりも「辛酸をなめた」日が続きました。英語圏のビジネスマナーが分からない、顧客からのFAXが満足に理解できない、英文の簡単なレターも書けない、職場の英語ネイティブとうまく意思疎通ができない、一部の同僚の「こいつ英語できないし、○○じゃないの?(まあ、自分でも認めますけどね)」という冷ややかな目など、ベタベタの日本人が外資、あるいはそれに近い職場でぶつかるであろう全ての壁にぶつかった感じです。

なかなか厳しい職場でしたが、厳しさを補って余りある収穫があったことも事実です。スピーキングは最低限のビジネススキルであること、ライティングができないとお話にならないこと、リーディングは速さと正確さを両立させなければ意味がないことなど、多くのことを学びました。「どうしよう」と途方にくれるひまがなかったほど、圧倒的な分量の業務を英語でこなすことで、英語の基礎体力も少なからず上がったように思います(とはいっても、今でも長めの英文レターを書くときは緊張しますが)。

「英語で何かやってみたい」と思って英語を学んでいるかたが爆発的に増え、英語学習者のサイトも山ほどありますが、自分のお勉強の進捗だったり、ある教材を使ってみた感想だったり、とゆるめのところを堂々めぐりしている感がぬぐえません。TOEICや英検、学校の定期テストなど、点取りゲームの先にあるもの、また、「英語を使って身を立てる」ことのリアルな側面をきっちりと示しているサイトはとても少ないように思います。そういった意味で、このサイトは読む価値のある数少ないサイトです。短期間ですが英語で激辛の経験をした者として、切に思います。

自分勝手な話をつらつらと書き連ね、失礼いたしました。それでは、これからも鋭い記事がアップロードされることを楽しみにしております。



ビシッと核心をついたメールをありがとうございました。繰り返すようですが、この方のように実際に外国語を使って、外国の企業で働くということを身をもって体験した人でないとなかなか分からない「辛酸」の度合いがにじみ出てますね。

同時にそういうところによくいる「英語はできるが、仕事が出来ないOO」が、英語が出来ない人を反射的に馬鹿にしてしまう、という外資でよく見る図式も浮かび上がっています。

3番目のパラグラフで言われていることは、まさに私がサイトで力説していること、そのままですね。仕事で使うにはマニアックな言葉遊びの自己満足では役に立ちません。100%を1時間かけて理解するより、5分で80%をつかむというような能力の方が実際の現場では遙かに重要になります。

これは外資で(あるいは日本の企業でも)実際に働いている人でも、そう認識していない人は実は沢山おられます。こっちが10の仕事をに処理した頃に、もう一人はやっと一の仕事を「完璧」に済ませました、そして本人は「完璧」と自己満足。でもCorporateに貢献する度合いを比べたらどちらが良いのか自明ですね。仕事で使う場合にはそこまで考えなくてはいけないと思います。80/20ルールは経営のdecisionの為だけではありません。

もう一つ、蛇足ですが、言葉というのは不思議なものでその人の書いた日本語を見れば、大体その人の最終的に到達できる英語力が見えてきます。密接な関係があるようです。まぁ、当然なのですが。綺麗にまとめられたレターを見ながらそんなことも思いました。
12/28/2003

突然のお便りで驚かれたかと思いますがお許し下さい。英語系大学へ通う18歳、1年生です。英語力を培うため、ひいてはTOEICのため日々修練しております。御サイトで目から鱗が落ちる思いを幾度となくさせていただきました。本当にありがとうございました。又、映画やペーパーバックの難易度も本当に役立っております。メールを差し上げようか差し上げまいか、悩んでいたのですが、シドニー・シェルダンのif tomorrow comes(邦題は「明日があるなら」と訳されています)をお読みになったとの事で、変な話ですが踏ん切りがつきました。彼の著作は面白いですよね。

さて、今回メールを差し上げた理由ですが、「リーディングにおける反復の必要性」です。「70%の理解度で」と仰られていますが、残りの30%をもう一度拾うべきか、次へ進むべきかと迷っています。と、言いますのも、今までの教育英語では「3回読め」「覚えてしまう位読め」等と反復の重要性を、誇張ともいえるかもしれませんが、強調され続けてきたせいか、心の何処かで「一度読むだけで勉強になっているのだろうか?」と不安を感じているのかと思います。ご経験が豊富でいらっしゃるsaso様に、是非ともお答えいただけたら本当に幸いです。

お忙しい中で、お時間を割いていただき感謝しております。普通ならば、あくせくと忙しく働かれている方々に、こういった事は尋ねようとは思わないものですが、インターネットの怖い所、良い所でしょうか。上に書かせていただいたシドニー・シェルダンの話で、何故だか親近感が湧いたという事もあります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。もし、お返事をいただけるのならば、勿論お時間の空いている時で結構ですし、空いたお時間をお持ちでなければ、勿論いただけなくても結構です。何分普段は敬語等を使った丁寧なお便りなど、書く機会がございませんので、付け焼刃の読みにくい文章になっているかもしれませんが、お読みいただき有難うございました。それでは、失礼いたします。


丁寧なメールをいただきありがとうございました。サイトへも何度か来ていただいているようで嬉しいです。メールを出すかどうか迷われたそうですが、今後は迷うことなく送ってくださいね。皆さん結構気楽にいろいろ相談やらコメントやらでメールをくださいます。

さて、ご質問のreadingの反復の件ですが、私のコメントは下記の通りです:

● 理解度70%でどんどん読み進むことを推奨しているのは、1)量をこなす;2)後戻りして読む癖をなくす;3)目のスパンを拡げる;4)多読で語彙・語感を養う、などなどいずれも実社会に出て英語の必要な仕事に就いた際には大事になる点を楽しみながら磨くためです。

● これはしかし、反復して読むことをしないで良いということではないんです。ご存じでしょうが、反復してある文章を読むと一回目には読み切れていなかったところが理解できたりする効果があります。これは一回読んだことにより、背景・あらすじ・文章構成が分かっているために余裕が出た結果です。こうなると速読というより、精読の世界に入っていきます。そして、それは意味のあるものです。私が速読・精読の両方をやりなさい、と書いているゆえんですね。

● さて、この効果を考えながらコメントしますと、2回目に読むのを精読とした場合、せっかく1回目に読んだ背景・あらすじ・文章構成をかなり覚えているうちにやった方が効果が大きいのです。したがってシェルダンを一冊全部読んだ後に網一回全部読み直しても、効果がないとはいいませんが時間対効果を考えると、ベストではないように思います。

● むしろある章なり、チャプターなりに限って2度・3度読んでみるというアプローチが良いのではと思います。ただ精読は余り口語で書かれたものを吟味しても意味が少ないのでちゃんとした文体・文章で書かれたものを選んでされるのがよいかとも思います。そういう意味ではネットで読めるNewsweekなどのカバー記事などが適度な量かなと思います。

以上、簡単ですが参考になれば幸いです。言語の習得は長く厳しいものですが、習得すれば文化的幅も広がりそれだけ世界が広がります。習得していない人には分からないものです。でも習得した後に分かります。そして絶対損(銭金だけでなく)のないものです。あ〜、英語なんてやらなきゃ良かったという英語の使い手は私は見たことがありません。
10/2/2003

初めまして。神奈川県在住のXXXと申します。仕事は技術系の専門職で、論文を読むということで英語に接することは多いのですが、最近実力をつけねばということで英語の勉強を始めたものです。英語の実力は3級中盤レベルです。39歳ですからやや手遅れかも知れませんが、頑張っていきたいと思います。

正直申して、このHPのタイトルだけは知っていて、「自分のことを達人だなんて」と毛嫌いしていました。しかしHPの中身を読ませてもらい、自分の不明を恥じました。大変真面目にしかも実体験に基づき率直にかかれており、もっと早く読んでいればと思いました。

私は一年半前から英会話教室に通い始めましたが、そのころは「これが英語の上達する近道」だと愚かにも信じていました。一年半たって今さらながら費用対効果で考えて無駄であることを悟り、通うのを止めることにしました。いま役立ちそうなHPをいろいろ読み漁り、勉強計画を考えているところです。

外資に入って始めは大変な苦労をされ、それが後の糧になった話など、サラリーマンである私にとっても大変参考になる話でした。目標を持ち、自分の退路を断つことが重要だと私も常々思っています。ですが私の努力などsasoさんに比べれば本当にごくわずかです。これからも度々参考にさせていただき、糧にしていきたいと思います。

このHPを見られて大変感激しました。それが伝わらない下手な文章で恐縮です。お身体にご自愛の上、これからもご活躍されることを祈念します。


こういう手紙をいただくとやってて良かったとまたまた思いますね。

確かに「達人への道」というタイトルは自分でもなんとまぁ偉そうにと思うくらいですから、第三者の方がそう思われるのは無理もないところです。ただ読んで頂ければ私の意図は多少なりとも、こうしてご理解頂けるものではとおもいます。

ご存じのように私のサイトは題名からは、あたかもTOEIC攻略系サイトのように響くようですが、実はそうでは無いですよね。よって実際に職場で必要とされている方が読んで頂いたときに特に共感いただく事が多いようです。

いずれにしてもこうして少しでも皆様の刺激・参考になれば嬉しい限りです。ありがとうございました。
8/17/2003

こんにちは。はじめまして。いつも楽しくサイトを読ませていただいています。
そして、いつもsasoさんの経験談に励まされています。

私は今、日本の会社からアメリカの企業に派遣され、こちらの企業で仕事をしています。オクラホマ州の小さな町に住んでいます。会社はもちろん、生活をする中でも日本人にはめったに会いません。英語は、仕事でも生活でも必須です。とにかく「恥ずかしい」とか「できない」と言ってる場合ではなく、最初のうちは本当に必死でした(今でももちろん必死ですが・・・)。こちらに来て1年が経ち、ようやく少しずつ慣れてきましたが、まだまだ悔しい思いをしたり、上手く言いたいことが相手に伝わらずイライラすることも多いです。

今月、ひょんなことからTOEICを受けることになり、どんなものかとネットで調べているうちに「達人」サイトに遭遇しました。軽い気持ちで読み始め、共感すると同時にドキッとさせられながら気付けば夢中で読んでしまいました。時に痛いところを言い当てられつつも、こんなに夢中になってしまうのは、sasoさんの言葉がズバっと真髄をついており、考え方・行動にブレがないからだと思います。

こちらで一人で生活していると、落ち込んだり、時に自分が全くのダメ人間に思えたりもしますが、そんな時sasoさんの言葉は特に心に響きます。誰も最初から完璧な人はいなく、苦労して努力して少しずつ達人になっていくんだと思うと、またがんばる元気が沸いて来ます。

英語においては、1年が過ぎ最低限のコミュニケートはできるようになりましたが、同時に今後の目標を持ちづらくなってきていた時期でもあったので、sasoさんの「TOEIC900点を目指す」、そしてその言葉に込められた「英語をtoolとして仕事で使いこなす」というスタンスは私にとって今後の大きな指標となりました。

「外資でがんばる」編も愛読しています。特にビジネスレターの書き方のところは、とても具体的で本当に役に立ちます。何度も戻って読んでいます。sasoさんのコメントを読んでから自分のレターを見ると改善点がたくさん見つかり、より注意してレターを書くようになりました。「外資では上司をサポートしてなんぼ」には、思わず「そうかぁ。そうだよなぁ、確かに!」と胸のつかえが取れた思いでした。どんな民族もそうだと思いますが、アメリカ人には真似をしたくない性質も少なからずありますが、総じてマネージャーやVPなどの要職についている人はとても優秀で、人を引きつける何かを持っています。このようなところは是非是非真似をしたいものです。

TOEICの受験は来週です。sasoさんのページを読んでから、特にTOEICの受験を気にしなくなりました。今ある実力を正直に計りたいと思います。そして、またそこからスタートです。

TOEICの受験は終わっても、ちょくちょくサイトはのぞかせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願いします。ちなみに、私は大の読書・映画好きでそちらの方の更新も楽しみにしています。


海外派遣で、相手の母国をつかってcommunicateしなくてはならない立場にある人の心情が良くあらわれていると思い、ほぼ全文そのまま掲載しました。

私は英語圏での長期滞在というのを経験したことがありませんが、相手の母国語(この場合、英語)で、相手の文化の土俵で勝負(?)しなくてはならないのはきついものがあります。

と、同時に得られるものも多いはずです。語学も含めて是非がんぱって来て頂きたいものです。TOEICも頑張ってください。

きっと、「行って良かったあ〜」というときが来ると思います。

ちなみにこの方のレターを読みながら、「外資で頑張るへの道」は実際には「欧米文化のなかで頑張るへの道」といってもいいような内容だな、と自分で思いました。
5/26/2003

初めまして。英語の習得に悶々とし、いろいろなサイトをいったりきたりしているうちにたどりついたサイトでした。読むのが楽しく、一気に読んでしまっていました。

その後、おすすめの教材や本も何種類か買ってみました。いわれていたとおりでやはり使ったことのある人の説明だと思いました。今も満足して使っています。

仕事で使う必要にせまられ、やむを得ず半分嫌々で始めました。自分でもうまくなるような気がせず、始めからあきらめムードだったので全然上達しそうにありませんでした。そのことで退社も考えました。

そんな時インターネットでうろうろしていたときでした。sasoさんのサイトに巡り会ったのです。そして夢中に読みました。sasoさんのように気楽に(違ったらすいません)考えるべきだと思いました。気長に考えるべきだとも思いました。そして今は何かすこし腰を据えてやってみるかという気になってきています。退社のことも思いとどまりました。

どこまで行けるか分かりません。sasoさんのようになるかも、ならないかも分かりません。でも焦らずこつこつとやっていって見ようと思ってます。

昨日のシャドウイングの記事、ためになりました。ヒアリングマラソン始めたばかりでグッドタイミングでした。これからもよろしくお願いします。
(一部抜粋・編集)


はじめまして。長いメールをいただき、それを読んでいてHPを始めて良かった、と思いました。HPのHの字も知らずに、何か人の役に立つ情報発信しようと、ホームページビルダーを去年の年末30日に買いに行き、正月には立ち上げた素人丸出しのサイトでした。

それでも繰り返してきていただける人、BBSに何度も書き込んでくれる人、メールをくれる人。最初はアクセス数も一日せいぜい50人くらいでした。それでも見るたびに一人、二人と増えていくのがうれしかったです。4月末にYahooに登録され、アクセス数は一気に一日500件くらいまで伸びました。今度は逆にみんなが見ているので、と緊張したりもしました。

そして思うんですけど、こうして私の稚拙なHPを見てくれた人で、このメールの方のようにやってみようと思うきっかけになれたことが数件でもあれば、それは本当にうれしいなぁ〜と思うんです。

自分の書いたことが人のためになった、と思うだけでやって良かったと思ってます。うれしくなってしまい、思わずこの場をお借りしました。

もともとTOEICと外資経験を主軸として始めたサイトです。今も大多数の人はTOEICのキーワードから入ってきていらっしゃると思いますので、どうしてもそちらを優先してUpdateしています。バスの人、北の人(これはいない?)には申し訳ありませんが、少しずつでも更新しますので気長に見てやってください。特にバスの方はデータが沢山出番を待っている状態ですのでまだまだ内容のある物にしていくつもりです。北の方は、どう進もうかといまだ迷い中です....

ではXXXも皆さんも今後ともよろしくお願いいたします。
5/11/2003

初めてこちらのサイトを拝見しました。私は高校の2年から1年間アメリカの田舎町(アジア人を見たら皆Chineseだと認識するような町)に留学しました。公立の中、高を経て得ていた英語力というのは本当にわずかなものでした。

留学先の高校の初日、英語の先生に「あなたの英語は幼稚園生以下。不愉快だから私のクラスには来ないでちょうだい!」と、いきなり右ストレート。留学は楽しい経験ばかりではなく、「Jap! Go home!」といった紙切れをフード付の上着に入れられたこと、階段から突き落とされたことなど多々…。でも、きっとそれが今の私に育て上げてくれたのかもしれません。もちろんそんなことをした人たちの心理もわからないでもないですしね。文化や考え方の違いを知ることで、何かの時に色々な角度から物が見られるようになりますね。

ここで負けて尻尾巻いて帰れるか!と奮起。クラスの友達に発音矯正やら文章構成やらを叩き込んでもらい、1年経って帰国する頃には高校生らしい、くだらんジョークの連発ということになりました。

高校留学最初の数週間は、毎日学校に行っても、1.耳をダンボのようにして「英語」という音に慣れること、 2.話している人の口や舌を観察することに時間を費やしました。私の場合、聞くことができなければ、それが口をついて出ることはない、ということを発見したような気がします。というのは、聞けて、それをそのまま(日本語に訳さず)理解できるようにならないと、うまく会話のキャッチボールができないような気がするんです。しかも、相手が言った単語で意味はわかっても、実際に自分のものになっていない単語は自分が発することもないですね。

言葉を自分のものにするってとても大変なことだと思います。近道がなくて然りかと。またサイトに訪れたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いします。


とても楽しいレターをいただき、ありがとうございました。現在はアメリカ人のご主人とご一緒に英語漬けの毎日だそうです。

他言語を通して異文化を学ぶということはとても良いことなのですが、同時に単なるあこがれだけでは続かないところがありますよね。もちろんきっかけはあこがれだけでも、いずれは違う文化の「違う」ところが否が応でも自分で立ち向かわないといけない部分がありますもんね。

比較的上級者の方から共感のレターや書き込みをいただくところからも、みんな同じ経験を多かれ少なかれしてこられたのだろうと思います。そして、それが自分の幅を拡げてくれているということも。
久しぶりに拝見しましたら、文章が大変増えていて、しばらく読みふけってしまいました。学習法や過程など、かなり共感する部分がありました。「そうなんだよなー」と思うことしきり。

ただ英検1級については、かなりsasoさんと私では考え方が違いました。確かに、Businessだけなら、必要ないのかもしれないですね。まあ、違うというだけのことで、それ以上でもそれ以下でもありません。
この方は非常に実力ある、おそらく私よりも上級者の方ですが、英検1級について指摘をされました。実際に英検1級ももっていらっしゃる方です。

確かに私は自分で受けたこともなく本屋さんで参考書をぺらぺらとめくってみただけでコメントしましたので、それが正確でないのかもしれません。

もしこのsubjectにご意見のある方がおられたら更なるコメントをいただけるとありがたいと思います。
こんにちわ。いつも楽しく読ませていただいています。私は翻訳家を目指して日夜勉強・仕事にがんばっています。sasoさんの文章の中に一貫して出てくる、ショートカットは無い、といいきるところが私の一番同感するところです。長年、そういった近道が無いかと模索しながら過ごしてきて現在にいたり、結局そういったものはなくただただロングタームで続けてきたことにのみ自分自身で価値を見いだしている昨今です。

最近のアップデートの中にコンピューター上で使用する英辞郎のレビューが載ってましたね。出来ましたら、もう少し詳しくその仕様・使用方法などを紹介していただければありがたいのですが。また、学辞郎についても英辞郎との違いが今一歩アルクのサイト上ではわかりにくく、もしご存じでしたらご紹介いただけるとうれしいです。
翻訳ですか?おもしろそうですね。個人的には通訳よりおもしろい選択だと思います。自分の文章のセンスとかが表現できる余地が残りますからね。

さて英辞郎・学辞郎の件ですが、実は似たような内容のメールを他にもいただきました。確かにメーカーサイトの説明だけではその違い、使用感などはわかりにくいですね。そう思って日常使用している英辞郎に加えて、学辞郎も購入し使用してみました。

近いうちに本文の方で少し詳しく、その違い・構成・使用方法などに触れてみたいと思います。
はじめまして。いつも更新を楽しみにしてます。

時々聞くのですが、英語以外の言語を学習すると英語も上達しやすくなるということをいわれる方がいます。sasoさんはこのことについてどう思われますか?

仮に本当にそうなのだとしても、そのメカニズムがわかりません。特に関連がないようにも思えますし。やはり、勉強するのなら英語に近い言語がいいのでしょうか?

ただでさえ英語の勉強時間が少ないのにそんな余裕はないしと思う気持ちも強いです。
私も聞いたことはあります。しかしその真意のほどはよくわかりません。またおっしゃるとおり、メカニズムもよくわかりません。

ただ限られた私の経験からいえばこういうことはあると思いました: ほとんど趣味の世界ですが数年前からタイ語を少しかじるようになりました。読むことも書くこともできませんが、話すことはタイの町で買い物をしたり、観光をしたり程度にはそこそこというレベルまでに至っています。

そこで思ったことなのですが、なかなか通じなくていらいらしがちなときにふと英語が通じることがわかって英語に切り替えたときには英語がまるで母国語のように親しく、また容易に感じられるということです。

そういう意味では英語に対する自信と今までの上達を実感させてくれるいい材料にはなるのかな、と思います。そういう意味では何語でもいいのかもしれませんね。
ほとんどすべての記事を一気に読んでしまいました。明解でまじめ、それでいて親しみやすい日本語で、さすがに communication についていろいろと考えてきた方の記事だなあ、と感銘を受けました。

必要に迫られて英語(外国語)の練習をしている人は saso さんのごくまっとうな主張を知ればきっと得るところは多く、心の支えになると思います。

以前勤務先の香港支店に3年ほどいたときに、意思疎通の難しさ、楽しさをしみじみと味わいました。中国人は外見が(英米人に比べれば)ずっと日本人に近いし、箸と茶碗を使って飯を食う仲じゃないかと思ったのですが、中身の違いたるやびっくりでした。それでもお互い英語という共通の手段でしっかりとした信頼関係を築けました。
*** *** ***
「中級レベルの人で異常に舌を巻いてねちねちとした発音になってしまっている人がいます。」爆笑です。います。こういう人。

最近は日本の学習者も冠詞の厄介さが知られてきているようです(M. Petersen 「日本人の英語」正・続は名著だと思います)。最近気になるのは時制と仮定法ですね。この誤用も冠詞と同じくらい危うい状況を作り出すように思います。会話でも怪訝な顔をされますから、書き物にしたら...。

すばらしいサイトを見せていただいてありがとうございました。さらなる発展を祈念しております。
ありがとうございます。感銘まで受けていただくほどのものではございませんので、恐縮です。でもこういうLetterはとてもEncouragingです。

やはり同じように仕事で習得を余儀なくされ頑張ってこられた人同士は通じるものがあるようですね。趣味での学習と比べ、それだけToolとしての重要性に迫られてのことですからね。

もちろん趣味・自己啓発での学習で上達されてきた方々もそういう意味ではすごいと思います。

私もアジア各国の方々とつきあいがありますが、やはりいろいろ「違い」があるなぁ、といつも思います。なかでも中国系は一番ほかのアジアンと違うのではないのでしょうか?悪気は全くないのですが、よりStraight Forwardだと思います。
初めまして。XXXXXと申します。初めてお話しする方とは思えません。私も以前、ソビエトに行ってたことがあります。ベトナム人と間違われ憤慨したことがあります。 実は前の会社の後輩でした。おかしくて笑ってしまいました。一緒にソビエトに行った仲間です。TOEIC文中で出てくる例の設備の人間です!